花火(Hanabi)をプレイする上で意識したい事【初中級者〜中級者編】

こんにちは、ゆうなぎです。

前回に引き続き、花火(Hanabi)をプレイする上での考え方を書いていきたいと思います。

もし書いてある事が難しいと感じたり、プレイを始めて間もない方であればこちらの「初プレイ〜初心者編」を読んでから、この記事を読むことをお勧めします。

また、初中級者〜中級者用の花火プレイマニュアルも下の方に付けておりますので、前回同様「それだけ見れればいい!」という方は記事を飛ばしてください。

では、早速「初中級者〜中級者編」の解説を始めていきます。

初中級者〜中級者とはどれくらいの人を指すの?

まず重要なのが、初中級者〜中級者とは一体どのくらいのレベルの人、どのくらいのことができる人を指すのかを明確にすることです。

私が考える中級者〜中級者レベルとは、以下の条件三つを満たしている人の事です。

  1. 花火のルールを理解できており、現状を維持した場合の最高得点を計算できる事
  2. 仲間の意図をある程度汲み取る事ができ、それをプレイ、サポートに活かせる事
  3. プレイ原則を理解し、忠実にプレイできる事。

条件を提示しただけでは、少しわかりづらいかと思いますので、一つ一つ説明をしていきたいと思います。

条件1 最高得点を計算できる事

花火の基本のゲームでは、最高得点25点を取りに行くゲームです。

しかしアクシデントにより、25点を目指す事を諦めなければならない場合があります。

「この場合、次に目指すべき得点は何点になるのか?」、「これ以上、最高得点を下げない為にはどうすればいいのか?」を考えるにあたって、花火のルールを理解していなければなりません。

よって、「花火のルールを理解できており、現状を維持した場合の最高得点を計算できる事」が求められると思います。

条件2 仲間の意図をプレイ、サポートに活かせる事

「初プレイ〜初心者編」において、この花火(Hanabi)というゲームが難しいと思われる特徴として「自分の手札が見えない事」を挙げました。

そして、この特徴により消極的なプレイをされる事が自分の1番の懸念点でした。

その為、ある程度のレベルの経験者は「こういうヒントを出したって事は、こうプレイして欲しいのだな」、「今のヒントは普通ならこう受け取るけど、初心者の人のヒントだから一旦置いておこう」、「明らかにわかってないから、ヒントチップはもったいなけど、もう1ヒント出そう」などと、型にハマったプレイでは無く、相手を思いやるプレイが出来なければならないと思います。

よって、「仲間の意図をある程度汲み取る事ができ、それをプレイ、サポートに活かせる事」が求められると思います。

条件3 プレイ原則を理解し、忠実にプレイできる事

プレイ原則とは何か?

簡単です、「左からプレイをして、右から捨てる事」です。

これには例外がなく、例えば最初の最初、1のヒントを複数枚出された(出した)時でも、右からプレイする人を見ると、私は「この人大丈夫か?」と思ってしまいます。

もちろん相手が上級者の方とわかっていればなんの心配もないのですが、中途半端なレベルの人がこの原則を守ってプレイしていないと、非常に不安になります

それは、今後のプレイにおいてもいい加減にプレイされるのではないかと、思ってしまうからだと思います。

私は「ちゃんとこのゲームの事、わかってますよ!」というアピールも兼ねて、例え1のヒント複数枚出しだとしても、左からプレイする様に心がけています。

なので、「プレイ原則を理解し、忠実にプレイできる事」がこのレベルの人には、求められると思います。

花火プレイマニュアル レベル2(初中級者〜中級者編)

レベル感の説明長くなりました。

ここからは「花火プレイマニュアルレベル2」という事で、レベル1よりも少し応用が入った、プレイ注意点を3つご紹介したいと思います。

もちろん、前回に引き続き「はい」、「いいえ」で回答していけば、現状の最適なプレイがわかる、レベル2版の「プレイフローチャート」もご用意しておりますので、プレイの際にご活用いただければと思います。

1,仲間を信頼しプレイする

自分が何色か、何番か見えていなくても、仲間は何色の何番か見えている。プレイすると不味い時は必ず仲間が止めてくれる。仲間を信じてプレイする事、基本的に疑わない事。但し、捨てるときは3番に従って捨てる事。

レベルアップ点:レベル1は「絶対疑わない事」だった。

2,ヒントとプレイのバランスを取る事

自分にヒントが出たという事は、プレイしてほしいという仲間からの意思表示に他ならない。しかし「1枚捨てられている、2枚しかないカードが一番右に来ている」、「5が一番右に来ている」場合は、捨てられるのを防ぐのが優先される(=捨てられる事を防ぐ事で実質点数が伸びる)。残り一枚しかないカードが捨てられそうな場合、積極的にヒントを出す事。

レベルアップ点:レベル1は「仲間を盲信して積極的にプレイする事」だった。

3,左からプレイを行い、右から捨てる

プレイの優先順位を確定させる事で、全体のプレイがスムーズに行われるようになり、ミスも少なくなる。複数枚のヒントが出された場合、左のカードからプレイを行う事。また、カードを捨てる際は一番右のヒントの出ていないカードからプレイする事。

レベルアップ点:レベル1は「一番右に一番古いカードが来るようにプレイし、ヒントが出ていない一番右のカードから捨てる事」だった。

初中級者〜中級者プレイフローチャート

まとめ

今回は協力型ボードゲーム、花火(Hanabi)の初中級者〜中級者さんに向けてお話しさせて頂きました。

花火ってプレイすればするほど、奥が深い事に気付かされます。

次回は中上級者〜上級者編を書きたいと思いますので、よかったらまた見に来てください。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

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